―― Q&A ――
- Q1: SADとウィンタ-ブルーの違いは?
A1: 冬期性感情障害(Seasonal Affective Disorder=SAD)は一般的に日照時間の短い秋冬に生じる、一種の季節性うつ状態です。ウィンタ-ブルーはSADよりも比較的軽い症状で、多くの人々に影響を及ぼしています。ある特定の季節になると憂鬱な気分になるといった 人がいます。 この症状は冬期季節性感情障害として知られていて、 SADは一般的に日照時間が短い秋冬に生じます。 ウィンターブルーはSADよりも比較的軽い症状で、徴候はSADよりも少なく軽いものです。 ウィンターブルーの人は活力、集中力の低下、疲労、より多くの睡眠を必要とする傾向があり、 炭水化物を多く含んだ食べ物を食べがちになります。
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- Q2: ブライトライトはどこに配置すればいいですか?
A2: 指定照射距離内(最高60cm)であれば、机の上やテーブルの上など、どこにでも置くことができます。 ブライトライトの角度は座っている場所や動作をしている場所に合わせて調整可能です。 ブライトライトのスクリーンの緩やかなカーブは指定照射距離内であれば、光が自然に 目に入るように設計されています。 ブライトライトからの距離は? 約20〜60cmの距離を保ってください。 照射距離が短いほど、照射時間も短くなります。理想的な照射時間は次のとおりです。
・ ブライトライトからの距離が約20cmの場合:
照度は約10,000ルクス、推奨照射時間は30分です。
・ ブライトライトからの距離が約40cmの場合:
照度は約5,000ルクス、推奨照射時間は1時間です。
・ ブライトライトからの距離が約60cmの場合:
照度は約2,500ルクス、推奨照射時間は2時間です。
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- Q3: ブライトライトはいつ使用すれば効果的ですか?
A3: ブライトライトは朝(午前中)に使用することをお勧めします。
午後あるいは午後8時前に使用する こともできますが、午後8時以降に使用すると、眠れなくなる可能性がありますので注意してください。 特に冬期はブライトライトを浴びることを毎日の習慣にしましょう。 例えば朝食時、朝刊を読みながら使用できます。ブライトライトはオフィスでも 仕事をしながら使用できます。都合によって使用を中断したい場合は、同じ日であれば 残りの時間をその後継続することもできます。
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- Q4: ブライトライトはどのくらいのペースで使用すればいいですか?
A4: 5〜7日間継続的に毎日、朝(午前中)に使用することをお勧めします。
通常の場合、使い始めて5日以内に変化を感じるでしょう。 5日間たっても改善がみられない場合は、7〜14日間使用を継続し、セッションを 長めにしてください。(例えば照射距離60cmで3時間)改善がみられるのに2週間程かかる人もいますので、使用を継続し様子をみてください。
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- Q5: 症状が良くなるまでにどれぐらいかかりますか?
A5: ほとんどの場合、1〜2週間以内で変化を感じるでしょう。
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- Q6: ブライトライトを毎日使用することはできますか?
A6: はい、ブライトライトは安全に毎日使用することができます。
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- Q7: ブライトライトを指定照射時間以上使用しても大丈夫ですか?
A7: いいえ、ブライトライトを指定照射時間以上浴びても体に害はありません。
ただし、 午後8時以降に使用すると、夜眠れなくなる可能性があります。
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- Q8: ブライトライトのランプを直接見ても大丈夫ですか?
A8: ブライトライトは紫外線を出しませんので安全です。
ただし、何分間もじっと見つめることはしないようにしてください。
明るい光から急に明るさの違うものを見ると、めまいなどを感じる場合があり危険です。トリートメントは、光が自然に目に入る状態がベストで、見つめても効果が上がるわけではありません。
ブライトライトを見つめる必要はありません。
光が自然に目に入れば十分です。
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- Q9: ブライトライトを子供が使用することはできますか?
A9: はい、子供もブライトライトを使用することができます。
ただし、8歳以下の子供は 一般の大人より目が敏感なので、2,500ルクス以上の光を照射しないでください。 8歳以上の子供は、大人と同じく10,000ルクスの光を照射することができます。 今のところ、過去に子供がウィンタ-ブルーに影響されるというデータはありません。
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- Q10: 目に異変があるのですが?
A10: 目に異変がある方は、ブライトライトを使用する前に医師か眼科医に相談してください。 特定の目の状態や目に関連する特定の状態はライトセラピーによって異常反応を起こす 場合があります。
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- Q11: 光にアレルギー反応を起こすのですが?
A11: 光にアレルギー反応を起こす方は、ブライトライトを使用する前に医師に相談してください。
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- Q12: 病気で薬を飲んでいるのですが?
A12: 薬によって、異常反応を起こす場合があります。
必ず医師に相談してから使用してください。
(例えば、抑制薬を飲んでいる場合、 目に作用があるため、ライトセラピーを行うと目が異常反応を起こす場合があります。)
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- Q13: 妊娠中にブライトライトを使用しても大丈夫ですか?
A13: はい、妊娠中にブライトライトを使用しても、赤ちゃんに対する副作用はありません。
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- Q14: 皮膚アレルギーがあるのですが?
A14: 光にアレルギー反応を起こす方や、慢性の皮膚の病気をお持ちの方は、ブライトライトを 使用する前に医師に相談してください。
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- Q15: ブライトライトを使用して副作用はありますか?
A15: ブライトライトを使い始めて最初の数日は軽い頭痛、涙目、目の疲れを感じる方もいますが、 通常数日間経つとそういった症状はなくなります。
症状が改善されない場合は、使用を中断し、医師に相談してください。
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- Q16: ブライトライトの専用ランプ ランプの寿命は?
A16: ブライトライトのランプは、約10,000時間持ちます。
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- Q17: ランプを交換する必要はありますか?
A17: ブライトライトのランプは約10,000時間ですのでその必要はほとんどありません。
使用期間を年に6か月、1日2時間ブライトライトを使用した場合、約30年間使用できる計算です。(ウィンターブルーの方はそれほどブライトライトを浴びる必要がないので、 30年以上持つでしょう。)ランプの破損、交換等で交換ランプをご購入希望される方は、HF3308をご使用されている旨をお電話にてお伝えください。
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- Q18: ブライトライトの照度はいくつですか?
A18: ブライトライトは最大10,000ルクス以上の照度があります。
照度は光源からの距離によって異なり、離れると照度が下がります。
人が健康であり元気でいるには、適切な光の照度が必要です。冬、曇りの日の照度は約1,000ルクスまで下がり、天気のよい夏の日の照度は、約100,000ルクス以上あがります。室内に関してはいくら光が充実していても、 照度は500ルクス程度しかありません。
ブライトライトの照度は最低2,500ルクス以上で使用する必要があり、そのためには60cm以内の距離で使用してください。
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- Q19: ブライトライトのランプはどれぐらいの電力を消耗しますか?
A19: フィリップス・ブライトライトの専用ランプは1本36ワットで、2本ついていますので、72ワットで一般の100W電球とほぼ変わりません。
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- Q20: ブライトライトを通常の照明として使用してもいいですか?
A20: はい、ただしブライトライトを午後8時以降に使用すると、眠れなくなる可能性が ありますので注意してください。
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- Q21: ブライトライトのランプを家のランプと取り替えてもいいですか?
A21: いいえ、専用ランプ以外では、症状を解消することはできません。
ブライトライトのランプは幅広いスペクトラムを持つ、特殊ランプです。
良質な光を安全に効果的に浴びるように、ブライトライトは専用ランプと、不要な光をカットするスクリーンを使用するように設計されています。
また、天井にブライトライトのランプを取り付けた場合は、光を効果的に浴びるには 距離が遠すぎます。
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- Q22:その他の質問は?
A22: ご使用の目的により異なりますが、専門的なご質問は専門医にご相談ください。ブライトライトは医療用具ではありません、医師以外は実質的な効能効果を表現することはできませんので、ご理解ください。
それ以外のご質問に関しましてはご遠慮なく、ソーラートーンまでご連絡ください。
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